与えられたレールに乗らなくてもいいことを伝えたい──アパレルブランド「Hangoverz」プロデューサー・アオキさんインタビュー
最初はアパレルをやる予定はなくて、ずっと一緒にダンスをしているなかで、毎日酒を呑んで、二日酔いで「気持ち悪い」って言いながら次の日練習していて。「じゃあ俺らの名前Hangoverzでいいじゃん」っていう感じで、名前の由来としてはそんな感じですね。
#Hangoverz #ブレイクダンス #アパレル
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2021/11/19
インタビュイー |
アオキ

Hangoverzプロデューサー

ダンスサークルから始まった

眞鍋

本日はよろしくお願いします。まずひとつ目の質問なのですが、「Hangoverz」というブランドの成立した経緯を教えていただけますでしょうか?

アオキ

そうですね。まずブランドの設立の経緯としては、今SNSで一緒に写っているメンバーと大学のサークルでブレイクダンスをしていて、そのときのクルーの名前をそのまま使うかたちで始まりました。最初はアパレルをやる予定はなくて、ずっと一緒にダンスをしているなかで、毎日酒を呑んで、二日酔いで「気持ち悪い」って言いながら次の日練習していて。「じゃあ俺らの名前Hangoverzでいいじゃん」っていう感じで、名前の由来としてはそんな感じですね。

 アパレルへの転換期なんですが、自分たちのサークルで引退ってあるじゃないですか? そのときに、記念にTシャツを作ろうってなったんです。自分がデザインをして、作ったTシャツを着てみんなで踊ったというのが、アパレルの第1弾ですね。そのデザインの評判が良くて、欲しいっていう友達に売っていたんです。そこから、服を作るの楽しいなというふうになりました。

 Hangoverzって本当だと2年前にはなくなっているはずだったんですよね。ただのサークルのクルーの名前で、プロになるやつも、社会人になってもタイトに踊り続けるやつもいなかったんで自然消滅しかねなかった。それで、何かしらのかたちで、名前だけでも残したいなということもあって、名前を継ぐかたちでアパレルを作ってるというところですね。

 始まりはそのTシャツが好評だったというところですけど、軽いノリから友達に着てもらったり、YouTuberをしているコムドットも友達だったので、あげたら企画にしてくれたりして。趣味という感じだったし、売れると思ってなかったんですけど、こんなに売れるんだったら仕事にしなきゃなって考え始めたんですね。だからもともと、アパレルをガッツリやる予定じゃなかったんです(笑)

眞鍋

サークルといった仲間内のコミュニティから、大きくなったという感じなんですね。Tシャツのデザインや、ブランドのコンセプトについても教えていただけますか?

 

アオキ

元々、僕が服の中に漢字とか和テイストなものが入っていたり、日本っぽいものがデザインされているのが好きで。そういうものって、取り扱っているブランドも少ないので、自分が欲しいなって思うものをデザインしている感じですね。初期の頃から、バックプリントには漢字が入ったりするのですが、最近のデザインだと歌舞伎の抱字(複数の文字を合成して一文字にしたもの)っていう技法を使われるアーティストにお願いしたり、自分がいいなと思う作品を作っている方にお願いしたりもしてます。僕自身グラフィックよりコンセプトを大切にする派なんですけど。

ルーツはストリートというより「普通」であることへの違和感

眞鍋

プロダクトもそうですが、SNSの投稿、最近だとショートムービーも拝見するたびにかっこいいなと感じます。それらを見ていると、安直かもしれませんが、「ストリート」という言葉が思い浮かぶのですが、Hangoverzはストリート・ファッションだと理解してもいいのでしょうか?

 

アオキ

難しいですね。まず、ストリート・ファッションというのは何かというところから、始まると思うんです。解釈にもよると思うんですけど、自分たちの持っているものやルーツを表現するのがストリート・ファッションだと言えるのであれば、遠くはないのかなと思いますね。

 

眞鍋

「ストリート」という言葉は、ヒップホップの文脈では、ギャングやドラッグディーラーのテリトリーという意味合いで使用されてきましたが、ギャングスタラップがストリートを舞台にしたリリックを多用する際には「自分たちのリアリティ」の意味合いが強いように思います。Hangoverzさんがご自身のブランドで表現しようとしているストリート観、リアリティとはどのようなものでしょうか?

 

アオキ

ストリートの文脈としてよく言われるような、海外のギャングスタやドラッグディーラーのような強烈なバックボーンを僕たちは持っていなくて、そこそこ普通に、小、中、高、大学と進んできたんです、自分で言うのも何ですが。周りを見渡しても、そういう人が一般的で、劣悪な環境で生きてきた人のほうが少ない。ただ、それゆえに「普通って嫌だな」って思っている人が、自分も含めて多いんじゃないかなと思います。SNSやYouTubeでも、発信している人をただ観ているだけになっていて、普通であることに引け目を感じている人はいるんじゃないか。Hangoverzを立ち上げるとき、友達がメディアに露出するようになっているのも見ていたこともあって、自分はそういった感情に囚われていました。社会一般から見て、「こういうふうにしなさい」、「こういう生き方をしなさい」と言われて、自分たちは従ってきたほうだと思っているんですけど、「従って結局いいことがあるのか?」という疑問は就職するときも持ち続けていました。

 いわゆるストリートらしい貧富の差がある生育環境も、貧困から這い上がったみたいなのは自分にはないんです。逆に、そういった過酷なバックボーンがないということが、自分たちが売れるうえではややネガティブな要素でもあるし、そういった特別なバックボーンがないという現実と戦いながら、一般人として自分たちのリアリティを表現するというのが、自分たちらしさなのかなと思います。実際、そういう一般的で「普通」な背景を持つ人間が、同じような立場の人に発信するというのはあまりなかったと思うので。

 

眞鍋

その特殊なバックボーンがないことがコンプレックスであったり、ネガティブな要素だと感じたりしたことには、何か具体的な経験やきっかけがあったりするのですか? あるいは、何か特定の思想や考え方に出会って影響を受けたということがあったりするのですか?

 

アオキ

一番、最初のきっかけとしては、大学でブレイクダンスをちゃんと始めたときの経験でした。中学、高校のときから、ブレイクダンスがアツい地域で育ってきた人は、ブレイクダンスに関連するカルチャーと密接に関わっていて、そういう人たちの間に割って入るというのはなかなか、できなくはないですけど、難しいと感じました。またブレイクダンスが根付いた環境に生まれて、それを自分たちのカルチャーと捉えている人たちに対して、羨ましいなと感じていたと思います。最近もそういう自分のバックボーンのなさを感じることはあって、仕事の関係から、ファッション関係者だったりアーティストやラッパーと会ったりもするんですけど、彼らにも必ずそこに寄って立っているバックボーンがあるんですよ。小さい頃から地元でカルチャーに触れて、仲間同士で繋がって、一緒にコツコツ努力をして今の地位にいるという話を聞くと、自分たちにはそういう背景はないなと感じたりします。自分が今の仲間に会ったのも、大学に入ってからですから、そういう部分で羨ましさを感じたりすることはあります。

 

何より、就職したくない

 

眞鍋

僕の周りにも、DJだったり、ストリート的なカルチャーに密接に関わって、活動をしている方はいたりするのですが、そういった「本物」に憧れる一方で、自分が「普通」でいることに慣れてしまったせいか、アクションを起こそう、成り上がっていこうというような発想にまで至らない自分がいます。アオキさんが、行動に移る発想に至った部分をもう少し教えていただけませんか?

 

アオキ

難しいな(笑)、僕自身はもともと就職したくないというのがあったんですね。ブレイクダンスをしながらも、エンジニアの勉強もしていて、大学休学中に会社に勤めつつ、アパレルをやっていた時期もあったりします。そのとき、単純に「向いていないな」と思ったんです。会社勤めをするということに対して、「無理だな」と思って。自分でアパレルをやりたいというよりは、ほかが無理だからやるしかないというのが、どっちかというと強いですね。正直、手段はなんでもよかったんですね。エンジニアはやっていたし、アパレルに関しては始まりが遊びだったので、大志を抱いて「これ一本で食っていく」みたいなことも最初はなかったですし。「就職したくない」と言う思いと、遊びの延長が運良く繋がったという感じです。

 

眞鍋

面白いですね。Instagramの投稿やプロダクトを拝見すると、すごく作り込まれた世界観や価値観を感じるので、遊びの延長という割り切りにはナチュラルさと言うか、親近感に近いものを感じます。自然体が重要と捉えても大丈夫なんですか?

 

アオキ

そうですね。基本、素人なので内側の人間も。

 

ファッションとしての立ち位置

 

眞鍋

ファッションの歴史に詳しくないので、補足するかたちで教えていただけたらと思うのですが、日本のストリート・ファッションの歴史を見てみると、大まかに90年代のヒップホップのブームに合わせて、ヒップホップ的なストリート・ファッションが台頭してきたと聞きます。同時に、グランジ系や日本の原宿を拠点とする裏原系など、多様なストリート・ファッションのスタイルがありました。ストリート・ファッションとしてのHangoverzさんの立ち位置を教えていただけますか?

 

アオキ

そこまで、ストリート・ファッションの歴史のなかで、立ち位置や系列を気にしたことはないですね。自分たちの商品をこういう感じで着て欲しい、こういう使い方がいいと言うのもあまりないですし。完全に着る側に任せていますね。ストリート・ファッションの歴史とかも、聞いたことはありますけど、気にしてないですね。勉強中というのもあります。

 

眞鍋

なるほど、アオキさんが影響を受けたスタイルやブランドはありますか?

 

アオキ

シルエットはでかくというのはありますね。これは僕自身がブレイクダンスをしていたというのもありますけど、パンツも太ければ太いほどいい、Tシャツもでかければでかいほどいいみたいな。そういうB-boyの台頭期のファッションをそのまま引き継いでいるようなスタイルもあるんですけど。例えるなら、ビッグTにディッキーズのパンツを合わせるみたいな典型的なB-boy。ただそれだけだとあんまり面白くないなとは思っていましたね。ブランドでいうと、海外の流行はおさえつつ、古い良きものを融合させているようなものが好きですね。自分も作るうえで、新しいものと“和”なものを合わせるという部分は唯一、デザインにおいて意識しています。

 

ブレイクダンスが培った姿勢

 

眞鍋

ブレイクダンスがアオキさんに大きな影響を与えているように感じているのですが、ブレイクダンスを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

 

アオキ

高校でダンス部があって、そこで出会ったという感じですね。始めた当時はカルチャーのカの字も知らなかったですし、先輩を見て、「かっこいいな」と思ったという理由だけですね。アメリカのヒップホップも、曲も知らなかったですし、ダンスを始めてからそういうものに触れた感じでした。

 

眞鍋

ブレイクダンスでとくに影響を受けた人物はいますか?

 

アオキ

特定の誰かというわけではないですけど、とりあえず飛び込んでみるという姿勢は、ブレイクダンスから学んで、今も大切にしている考え方だと思います。ブレイクダンスをしている人って、はたから見ると怖い人たちが既存のコミュニティで楽しんでいるように見えるんですが、実際はそんなことはないんですね。ブレイクダンスはひとりで練習をするというよりは、決まった練習場所というのがあって、そのコミュニティに飛び込むという過程があるんです。自分が上手くなるために、知らない人たちや場所のなかに飛び込んで壁を越えること。それとコツコツ努力をするということ。この2点から、ブレイクダンスをしていたことが今の自分につながっていると言えますね。身の丈に合わないとはわかっていながらも、進み続けるみたいな部分です。

 

眞鍋

ブレイクダンスから受けたメンタリティが、一般的な就職からアパレルに移る動機や、0から始めるときの強みとなっているということなんですね。

 

アオキ

そうですね。ブレイクダンスって、少し時間が経ってから、壁を超えたなとか、あるレベルに到達できたなというのがわかるというか。僕がブレイクダンスに取り組んだのは6年ほどなんですけど、5年目くらいで自分のスタイルを見つけることができたんです。新しいものを見つけることにはすごく時間がかかるということが、こうした経験から理解できましたね。何かを習得するためには膨大な時間がかかると知ると、0→1のにらめっこに耐えられるんです。

 

社会が与える基準よりも、自分自身の好き嫌いを大事にする

 

眞鍋

Hangoverzという言葉の「二日酔い」という意味もそうですが、アオキさんのブランドには、常識や社会システムへの不満だったり、若者の抵抗の表現という側面を感じます。若者の視点に立って若者の世界にある社会変革の可能性を発信し続けることを趣旨とする私たちのメディアも、その点に共感しています。

 

アオキ

そうですね。今はなくなりつつあるとは思うんですけど、どうしてもレールというか、こうして生きていきなさいという押し付けはまだあると思います。「実際にそれは正しいのかな」という疑問はずっと感じていましたね。いい大学を出て、いい企業に就職することがすべての人間にとって幸せなのかを考えると、そうでもないと思うんですよ。「お金がもらえれば、自分はそれでも大丈夫です」って人もいるかもしれないし、自分は「自分がやりたいことをやる」ということに価値を感じていましたね。でもそれって難しいじゃないですか。自分の場合は、エンジニアをしてお金を稼いで、何をしようか考えよう、という矢先に幸運にもブランドをやることになった。社会が与える価値観への違和感を表現するための場が与えられたように感じています。

 決められたレールを歩むことで、苦しい人もいると思うんです。そういう人に、「自分が好きなことを選択してもいいんだ」ということを少しでも伝えられたらいいと思っています。基準は、押し付けられるのではなくて、自分で持っていたいと強く思いますね。法律を破るのはいかがなものかとは思うんですけど、あえて大きなことを言うならば、自分は、善悪の基準よりは、自分の好き嫌いを優先したい派です。与えられた価値観や基準に捉われないというか、最近は善悪とは何かということも、気になっていますね。そういうことを、基本的にはすべてのデザインに意味として込めようとしているので、一作ごとに、自分の中で問いを立てて、自分のなかでこういう答えになりましたという完結を示すようにしています。

 

眞鍋

7月11日のInstagramの投稿で「STAY THIRSTY」と題したショートムービーがありましたが、あのムービーにはどういった意図や意味を込めようとされたのでしょうか?

アオキ

この動画には、お酒を通貨にして、モノを買ったり、お酒を元に服を作ったりするというシーンがあるんです。いくらHangoverzというブランド名でも、ずっと酒飲んでたら仕事にならないじゃないですか?(笑) でも、これは結構、昔から思っていたんですけど、お酒のイメージに対しての表現というか、酒を媒体に何かを表現したりとか、飲むだけじゃなくて、いろんな使い方があると思うんですよね。この動画で表現したかったのは、ブレイクダンスひとつとっても、有名になれなくても、インストラクターになったり、あるいは有名なB-boyになることもできるように、好きなものに関わることができる機会、方法というのは無限にあると思うんです。そのコンセプトを、「お酒」という使用方法が決めつけられがちなものを題材に、好きなものを活用したり、関わる方法の幅広さを表現した感じです。

 

「適当さ」を通じて、人と繋がっていく

 

眞鍋

なるほど、Hangoverzという名前だけで、「お酒が好き」という表現なのかと安易な見方をしてしまっていました(笑)。このムービーにもメンバーの方が出演されていると思うのですが、それに関連した質問をさせていただきます。僕やアオキさんの世代の特徴として、SNSやインターネットが当たり前に存在するなかで育ったデジタルネイティヴであり、そうであるがゆえに人間関係が希薄だと言われています。そうしたことを前提にHangoverzさんの表現や発信内容を拝見すると、むしろ仲間や地元の世界というものをとても大事にしているように見えました。同じような世界観は、ご友人であるというコムドットさんのチャンネルにも感じます。地元、仲間、あるいはhoodとも言い換えられる、密度の濃い人間関係を、世界観として表現することを意識しておられますか?

 

アオキ

たしかにそうかもしれないですね。最初に言ったようにHangoverzというブランド名も、チームがなくなって消えてしまうのはもったいないということでつけた背景もあります。仲間も新卒の年ですし、集まりにくい部分もありますけど、撮影や映像を撮るとなれば集まったりと、帰れる場所にもなっていますね。表現のコンセプトとしては意識してはいなかったんですけど、Hangoverzというブランド自体が、人間関係が希薄にならないための場所になっているのかなとは思います。

SNSの話で言えば、デジタルだけの関係性というのは自分にもありますし、薄い関係性だなというのは感じますね。やっぱり、会話量だったり、一緒に過ごしたりする時間が人間関係を作るうえでは根底となるものなので、絶対必要だなと思います。自分たちの内部の話でいうと、8年来のメンバーのなかには、地方に行ったりしているやつもいるんですけど、関係の根底があれば、お互いどういう状況にあっても繋がり続けられると思うんです。そういうこともあって、Hangoverzも、オンライン販売だけというかたちはとらず、地方を回ってポップアップ・ショップ販売をしています。一回会うのと、会わずにSNSだけでというのは大きな違いだと思うんですよね。自分たち自身が誰に作って、誰に届いているのかを知りたいのもそうですし、お客さんにしてみれば、誰が作って、誰から買っているのかを見える方が絶対にいい。SNSやオンラインで完結できてしまう今だからこそ、そういう出会いを価値にしたいと思って運営しています。

 

眞鍋

SNS上の関係性の希薄さに気づいているからこそ、Hangoverzの名の下に、大きなクルーというかメンバーのような関係性をお客さんと築くことができるように、ポップアップや対面での出会いを大切にしているということなんですね。

 

アオキ

そうですね。と同時に、SNSで見せている姿も、本当にありのままなんですよ。変えても意味ないと思ってますし、取り繕って見せて、がっかりされてもなぁというのもあるんで(笑)。その適当さ、自然さからも、Hangoverzの雰囲気を感じてもらえればと思いますね。SNSはふざけてて、実物はかたくて面白くないみたいなのも、SNSはかっちりしてて、実物はふざけててがっかりみたいなのも、どっちも嫌ですしね(笑)。できないことを見せるのもよくないし、自然体でありのままの自分、ブランド像をSNSでもフィジカルな場でも違いがないようにする意識はしてますね。適当だけど、愛を忘れないというか、お客さんへの感謝を忘れたことはないです。

適当な姿を見せつつ、その姿が自然でいいよねって言われたら最強だと思うんです。それは最初から、ブランドとしても作りたい部分でもありました。「適当さ」がブランディングできて、お客さんにそれが刺さったときって、表裏がないし、現実との乖離がないので、刺さり続けるのかなと今の状況を見ても思います。

 

眞鍋

今のアオキさんの最後の言葉はまとめに相応しいと感じました。Hangoverzという二日酔いを意味する言葉は、若い頃はネタにできてたけども、社会に出ると洒落にならない側面もあると思います。それを名前に冠したブランド名もそうですし、「ありのままの『適当さ』ですらブランディングになる」という言葉は繋がっているように感じました。今後の展開などで考えていることはありますか?

 

アオキ

この年齢になって、二日酔いでいられるのもブランド名があるからですしね(笑)。今はご時世的に外では飲めないですけど、酒を飲んで、二日酔いで、「気持ち悪い」って言いながら仕事になるのって、自分たちだけだなと思いますし、これが40歳、50歳になるまでこのテンションでいけるのかは想像できないですけど、今はそれでいいと思っているので、こんな感じでやっていきたいですね(笑)。

 

眞鍋

今の言葉にも、Hangoverzらしさというか、自然体でいるスタンスがそのまま反映されていますね(笑)。今日はありがとうございました。

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2021/11/19
インタビュイー |
アオキ

Hangoverzプロデューサー

インタビュアー |
眞鍋ヨセフ

24歳。elabo youth編集長、Kendrick Lamarを敬愛するHiphopオタク。映画、アート鑑賞、読書が趣味。

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